インプラント
インプラント
「入れ歯は見た目が悪い…」
「健康な歯を削ってまでブリッジにするのは気が進まない」
このように、入れ歯やブリッジでは満足できず、治療方法でお悩みの方はいらっしゃいませんか?
こうした入れ歯やブリッジの問題を解消する歯科治療方法が、インプラント治療です。インプラント治療とは、あごの骨の中にインプラント体(人工歯根)を移植し、その上から人工歯を装着する治療方法です。
※骨粗鬆症、糖尿病、顎骨の状態が悪い場合はインプラントをおすすめしないときがあります。
インプラント治療は、インプラント体によって手術の行程や術後の経過が大きく左右されます。そのため、どのメーカーのインプラントを選ぶのかはとても重要です。
当院で使用しているのは、「ストローマン」とよばれるインプラント体です。ストローマンは世界中で約40年にわたる治療実績があり、日本国内においてもシェア・信頼性が高いインプラントです。
ストローマンは精密機械産業が盛んなスイスのバーゼルに本社があり、現在では世界70か国以上に歯科用インプラント関連製品を提供しているグローバル企業です。50年にわたる研究開発と充実した検査体制のもと、グローバルで活動する非営利学術組織とのパートナーシップにより、学術的に裏付けのある製品を提供しています。
インプラントは人工歯なので虫歯にはなりませんが、周囲の歯肉が歯周病になることはあります。感染がインプラント周辺の歯肉にまで広がるとインプラント歯周炎を誘発し、さらにはインプラント体脱落の恐れもあります。長持ちさせるためにも、歯肉の状態を安定させることが重要です。
当院では、歯ぐきの状態を安定させてから、インプラント治療を行っています。さらに、安定した状態を保つために、定期的なメインテナンスが不可欠です。噛み合わせの調整や口腔内の清掃などを中心としたメインテナンスで歯周病を防ぎ、インプラントを長持ちさせましょう。
インプラント手術と聞くと、不安に感じる方が多いようですが、思っているほど難しい治療ではありません。親知らずの抜歯と同じくらいの処置なので、肩の力を抜いて「簡単な手術を受ける」と思っていただけるといいでしょう。
当院では、患者さんにできるだけ負担がかからないインプラント手術を心がけています。親知らずの抜歯と同じように局部麻酔を施し、処置時間も1~2時間程度で終了。手術後の痛みが少なく、腫れも2~3日で治まります。
インプラント相談
いま抱えている歯の悩みやお困りごと、治療に関するご要望を丁寧に伺いながら、インプラント治療で改善できることや治療期間・費用、治療の概略などを説明いたします。
精密検査・診断
精密検査を行い、診断に必要な資料を揃えます。
検査内容は、歯型やレントゲン写真、歯の状態の写真などを取り、歯周病や周辺の歯の状態を調べます。
インプラント治療の計画の説明
診断結果をもとに治療計画を作成し、治療の流れ・治療期間・費用、および治療に伴うリスクや治療後の保証、メインテナンスなどについて、詳しく説明いたします。
インプラント埋入手術
手術時間は、通常30~60分程度で終了しますので、術後は、リラックスしてお過ごしください。なお、日常生活での大きな制限はありませんので、お仕事をお休みいただく必要はありません。
※手術時間は、治療本数により多少の変動があります。
埋入したインプラントを定着させるための保定期間
埋入したインプラント体は、上のあごでおおよそ4~6か月、下のあごが2~3か月程度で定着します。
アバットの装着・歯の製作
埋入したインプラント体にアバットメントを装着して、その上に被せる人工歯を製作します。なお、当日は、仮歯を装着して帰ることができます。
歯の装着
最終的な人工歯を装着します。これで治療は終了です。
経過観察・メインテナンス
装着した歯の状態や噛み合わせを確認し、頬を噛むことがないか、話にくくないかなどをチェックします。同時に歯磨き指導も行います。